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2017年8月10日木曜日

北限の捕鯨基地 網走港

網走は現存する全国4ヶ所の捕鯨基地で(網走市、石巻市、南房総市、太地町)、道内唯一の捕鯨基地です。

現在はIWCの捕鯨モラトリアム決議によって大型クジラの商業捕鯨が禁止されていますが、IWC管轄外のツチクジラの捕獲が農林水産大臣の許可のもと行われていて、ここ網走港でも毎年ツチクジラが水揚げされています。

今年のオホーツク海の捕獲数は4頭が割り当てられていますが、先日その1頭が網走港に水揚げされました。
捕獲されたクジラは解体され、刺身や竜田揚げ用に加工、道内外に出荷されるそうです。

因みに今年は、30年ぶりにオホーツク海でミンククジラの調査捕鯨も行われ、目標の47頭を捕獲、先月終了しました。
調査開始から約2ヵ月間で47頭ですから、いかにオホーツク海にはクジラが多く生息しているかがわかるような気がします。
その他、網走沖ではイルカ・シャチ・海鳥なども発見することができるそうです。

網走港では、10月まで「あばしりネイチャークルーズ クジラ・イルカ・ウミドリウォッチング」を行っています。
興味のある方は、どうぞ


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